パリからボンジュール☆'09冬 その4
現在の時刻23:30
12月25日。パリでのクリスマスが終わろうとしています。
9:00
出発。昨夜&早朝の雨が上がりました。
灰色が多いパリの冬の空ですが、今日は青空が。

10:00
ノートルダム寺院到着。クリスマスのミサに参加。

10時から1時間半、牧師さんの説教を聞いたり、讃美歌を歌ったりしました。
パイプオルガンの重厚な音色が響き渡り、荘厳で厳粛な雰囲気。
すごく心が鎮まり、安らぎ、洗われました。すぅっとして魂の力が抜けるかんじ。
礼拝の最後の方で、牧師さんが「あなたの隣人にも祝福を」みたいなことを言った後、
参列者が両隣や前後の人と握手を交わしながら言葉を掛け合うっていうのがあって。
私の隣にいた90歳くらいのおばあちゃんがにっこり笑って私の手をぎゅっと握りしめて、
「あなたにも祝福を。幸せを。」みたいなことを言っている。
私にはその言葉がわからなかったので同じようには返せなかったけど、
おばあちゃんの瞳をじっと見つめながら手を握っていたら、
なんだかぽろぽろと涙がこぼれてきてしまいました。
キリストの誕生を祝し、日々の命に感謝し、自らの過ちを悔い、赦され、
自分だけでなく隣人の幸せをも祈る。
おじいちゃんもおばあちゃんも、大人も子どもも、何百人もの人が
今日この日に同じ気持ちで教会に集まっているんだなぁと感じた時、
レストランでのディナーがどうのだのプレゼントはアクセサリーがいいわだの、
完全に男女のイベントと化している日本のクリスマス文化が本当に恥ずかしくなりました。
このミサの様子は、数台のカメラでTV中継されていました。
12:00
コンコルド広場オペラ座に向かう途中、立ち寄ってみました。
フランス革命ゆかりの地めぐり②コンコルド広場
「革命広場」とも言われていました。ルイ16世、マリーアントワネットをはじめ、
オルレアン公やロベスピエールなど、1200人もの命が断頭台の露と消えた場所です。

フランス革命ゆかりの地めぐり③チュイルリー公園
コンコルド広場のすぐ横。チュイルリー宮殿があった場所です。
ヴェルサイユからパリに連れてこられた国王一家が住んでいました。

12:30
昼食。チュイルリー公園の中にあったカフェレストランで。
店員さんが「いらっしゃい。席どうする?右側?左側?それとも外?」と言うので、
太陽も出ていてそんなに寒く感じなかったので迷わず「外で。」って返したら、
「エー?外??本気??寒くないの??」だって。
口に出してないけど、ユーアークレイジガール!くらいは思っていたに違いない。
その店員さんお勧めのメニューをいただきました。

すぐ近くのオランジュリー美術館に行こうと思ったら、クリスマスのためお休み
13:30
オペラ・ガルニエ。チケット引き換えができるかと思いましたが、まだ閉まっていました。

メトロを乗り継いで映画に使われたカフェやお店に行ったら、これまたお休み。
連日歩き続けてもう腰が砕けそうで、こりゃイカン、ドクターストップ
16:30から行われるクリスマスコンサートを聴きに、再びノートルダムへ向かう。
14:30
ポン・ヌフ。ノートルダムから近いので、行ってみました。

映画のシーンめぐり①
ポン・ヌフで一夜を明かす(『獅子座』『ポンヌフの恋人』)


アリャ、頭の方向反対だった
映画のシーンめぐり②
ポン・ヌフでワインの一気飲み(『ポンヌフの恋人』)

ワインは無理だったので…水です。
「寿司を食べる」と「飛び込む」は断念しました
15:30
ノートルダム寺院到着。コンサートまでの1時間礼拝堂でボーっとしていました。
すると…ナント
CDG空港→パリ市内のバスを寒空の下一緒に待ち、
バスの中でおしゃべりしていた女性にそっくりな人が目の前を通過
今日はメガネかけてないけど、絶対そう
…ということで、コンサート終了後話しかけてみると、やっぱりビンゴ
素敵な偶然
「私はこのあとガルニエでオペラです。」
「あら、私はこのあとバスティーユでバレエです」
とまぁこの後の予定も似ていて。「また空港で会いましょう」と言ってお別れしました。
夜のノートルダム。ツリーとライトアップで幻想的です。

18:00
オペラ座界隈。パリ一の百貨店、ギャラリー・ラファイエットのイルミネーション。
中に入ろうと思ったら、ここもお休みでした。

ユニクロも、ちょっとおしゃれなカンジ。休み。

18:45
いざ、オペラ座へ。

映画のシーンめぐり③
オペラ座の階段を颯爽と歩く(『パリの恋人』)

人、多し
1階のボックス席をとりました。一部屋ずつドアがついていて、
中に入ると手前にコートをかけたり荷物を置いたりできる部屋、
奥に鑑賞席があります。私は最前列の右側でした。

正面からだとこんな感じ。

シャガールの天井がはフレームに入りきりませんでした。

オペラは、予習の甲斐があって、存分に楽しめました
DVDではアップになっているシーンも、舞台全体で観ることができました。
演出も主たる役者さんもほとんど同じなので、より一層楽しめたと思います。
歌・踊り・美術が一体となっていて、やはりオペラは「総合芸術」なんだなぁとしみじみ。
あっという間の3時間でした。DVDを貸してくれた方に舞台プログラムのお土産を購入。
23:00
帰宅。この時間ならまだ大丈夫かな?と思って地下鉄を利用。
ちょっとドキドキしましたが、平気でした。
家に帰るく前に、徒歩5分のところにあるムーランルージュに行ってみました。
エッチなお店などもある、パリの歓楽街。クリスマスの夜も賑わっていました。

今日も充実した一日だったなぁ
12月25日。パリでのクリスマスが終わろうとしています。
9:00
出発。昨夜&早朝の雨が上がりました。
灰色が多いパリの冬の空ですが、今日は青空が。


10:00
ノートルダム寺院到着。クリスマスのミサに参加。

10時から1時間半、牧師さんの説教を聞いたり、讃美歌を歌ったりしました。
パイプオルガンの重厚な音色が響き渡り、荘厳で厳粛な雰囲気。
すごく心が鎮まり、安らぎ、洗われました。すぅっとして魂の力が抜けるかんじ。
礼拝の最後の方で、牧師さんが「あなたの隣人にも祝福を」みたいなことを言った後、
参列者が両隣や前後の人と握手を交わしながら言葉を掛け合うっていうのがあって。
私の隣にいた90歳くらいのおばあちゃんがにっこり笑って私の手をぎゅっと握りしめて、
「あなたにも祝福を。幸せを。」みたいなことを言っている。
私にはその言葉がわからなかったので同じようには返せなかったけど、
おばあちゃんの瞳をじっと見つめながら手を握っていたら、
なんだかぽろぽろと涙がこぼれてきてしまいました。
キリストの誕生を祝し、日々の命に感謝し、自らの過ちを悔い、赦され、
自分だけでなく隣人の幸せをも祈る。
おじいちゃんもおばあちゃんも、大人も子どもも、何百人もの人が
今日この日に同じ気持ちで教会に集まっているんだなぁと感じた時、
レストランでのディナーがどうのだのプレゼントはアクセサリーがいいわだの、
完全に男女のイベントと化している日本のクリスマス文化が本当に恥ずかしくなりました。
このミサの様子は、数台のカメラでTV中継されていました。


12:00
コンコルド広場オペラ座に向かう途中、立ち寄ってみました。
フランス革命ゆかりの地めぐり②コンコルド広場
「革命広場」とも言われていました。ルイ16世、マリーアントワネットをはじめ、
オルレアン公やロベスピエールなど、1200人もの命が断頭台の露と消えた場所です。

フランス革命ゆかりの地めぐり③チュイルリー公園
コンコルド広場のすぐ横。チュイルリー宮殿があった場所です。
ヴェルサイユからパリに連れてこられた国王一家が住んでいました。

12:30
昼食。チュイルリー公園の中にあったカフェレストランで。
店員さんが「いらっしゃい。席どうする?右側?左側?それとも外?」と言うので、
太陽も出ていてそんなに寒く感じなかったので迷わず「外で。」って返したら、
「エー?外??本気??寒くないの??」だって。
口に出してないけど、ユーアークレイジガール!くらいは思っていたに違いない。
その店員さんお勧めのメニューをいただきました。


すぐ近くのオランジュリー美術館に行こうと思ったら、クリスマスのためお休み

13:30
オペラ・ガルニエ。チケット引き換えができるかと思いましたが、まだ閉まっていました。


メトロを乗り継いで映画に使われたカフェやお店に行ったら、これまたお休み。
連日歩き続けてもう腰が砕けそうで、こりゃイカン、ドクターストップ

16:30から行われるクリスマスコンサートを聴きに、再びノートルダムへ向かう。
14:30
ポン・ヌフ。ノートルダムから近いので、行ってみました。

映画のシーンめぐり①
ポン・ヌフで一夜を明かす(『獅子座』『ポンヌフの恋人』)



アリャ、頭の方向反対だった

映画のシーンめぐり②
ポン・ヌフでワインの一気飲み(『ポンヌフの恋人』)


ワインは無理だったので…水です。
「寿司を食べる」と「飛び込む」は断念しました

15:30
ノートルダム寺院到着。コンサートまでの1時間礼拝堂でボーっとしていました。
すると…ナント


バスの中でおしゃべりしていた女性にそっくりな人が目の前を通過

今日はメガネかけてないけど、絶対そう

…ということで、コンサート終了後話しかけてみると、やっぱりビンゴ


「私はこのあとガルニエでオペラです。」
「あら、私はこのあとバスティーユでバレエです」
とまぁこの後の予定も似ていて。「また空港で会いましょう」と言ってお別れしました。
夜のノートルダム。ツリーとライトアップで幻想的です。

18:00
オペラ座界隈。パリ一の百貨店、ギャラリー・ラファイエットのイルミネーション。
中に入ろうと思ったら、ここもお休みでした。

ユニクロも、ちょっとおしゃれなカンジ。休み。

18:45
いざ、オペラ座へ。

映画のシーンめぐり③
オペラ座の階段を颯爽と歩く(『パリの恋人』)


人、多し

1階のボックス席をとりました。一部屋ずつドアがついていて、
中に入ると手前にコートをかけたり荷物を置いたりできる部屋、
奥に鑑賞席があります。私は最前列の右側でした。


正面からだとこんな感じ。

シャガールの天井がはフレームに入りきりませんでした。

オペラは、予習の甲斐があって、存分に楽しめました

DVDではアップになっているシーンも、舞台全体で観ることができました。
演出も主たる役者さんもほとんど同じなので、より一層楽しめたと思います。
歌・踊り・美術が一体となっていて、やはりオペラは「総合芸術」なんだなぁとしみじみ。
あっという間の3時間でした。DVDを貸してくれた方に舞台プログラムのお土産を購入。
23:00
帰宅。この時間ならまだ大丈夫かな?と思って地下鉄を利用。
ちょっとドキドキしましたが、平気でした。
家に帰るく前に、徒歩5分のところにあるムーランルージュに行ってみました。
エッチなお店などもある、パリの歓楽街。クリスマスの夜も賑わっていました。

今日も充実した一日だったなぁ
