2015東南アジア旅行 カンボジア→ベトナム
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シェムリアップからホーチミンまでは、カンボジアの首都プノンペンを経由するルート。
バスで14時間の長旅です。

シェムリアップ


プノンペン


このルートは、いくつものバス会社が、一日に数本運行しています。
私は、最も評判のいいメコン・エクスプレスという会社を選びました。
・バスがきれい
・車内サービスがいい
・定刻通りに出発する
・制限速度(80km)を守る。
(他社は一般道でも150km近く出し、事故も多いとか

・Wi-Fi完備
6:00 ホテルで朝食
あまり食べられず。お粥くらい。

6:30 チェックアウト
ロビーで待っていると、バス会社のお迎えが。

いくつかのホテルを回って乗客をピックアップし、バス乗り場へ。

これがプノンペン行きのバス。メイドインジャパン。


んー、30年前くらいの日本の観光バスのお古を使っている感じ。
椅子のクッションがだいぶヘタレている。
一番評判のいいバス会社でこの程度だから、他社は…どうなんだろ?

運転手1人に添乗員が2人。3人ともイケメン!
案内をしつつ、おしぼりや軽食を配ってくれるんだけど、笑顔がステキ!
出発後30分でお水と軽食が。
バンコク→シェムリアップ同様、軽食(マフィン的な)は箱に入っているんだけど、
箱の大きさと中身が合っていない!amazonで本1冊買った時みたいに。

前方のテレビは、おそらくカンボジアの歌番組。
ステージの上でキレイな人が歌い、その下で男女が踊ってる。
その映像が延々と流れているんだけど、よく聴いていると、ボーカリストの歌声が聞えない。
コーラスは聞えているのに。
まさか…もしや…。
そういえば、字幕の色が曲に合わせて変わっていく。
カ、カラオケだーー!!!


延々と流れるカンボジアのカラオケ…。
確かにシェムリアップ→プノンペンは国内線(?)だから、カンボジア人も乗っているだろうけれど、バスの中の会話は明らかに英語と中国語が多いんですけど…

だ、誰も歌えない


11:00 昼食休憩
「ここで15分間の休憩です。あちらのレストランでご飯食べてきていいよ。」みたいなアナウンス。

エ?お昼出ないの??しかも15分…かなり短い!
ワタシャ昼食は出るものだと思って、昨日全財産使っちゃったよ!残り3ドルだわよ。
くぅ。バスに戻って昨日買ったお菓子でも食べるか…。

隣の席のお姉さんはカンボジア人。
シェムリアップのHISで働いてるんだってー。プノンペンに旦那さんとお子さんがいて、
2~3週間に1回帰っているんだとか。お子さんまだ小さいのに、単身赴任かー。
淋しいだろうな。
まだ日本には行ったことがないけど、いつか行ってみたいって言ってくれました。
少し寝て気がつくと、カラオケが終わり映画に変わってた。
猿と人間が戦ってる謎映画。一応英語だから、アメリカの映画なのだろうか…?
13:00 お。ビルが見えた!

13:30 首都プノンペンに到着!
メコンエクスプレスのオフィスに着きます。スゴイ!定刻通り



昼食は出なかったし、Wi-Fiも一瞬しか繋がらず、椅子は決して座り心地がいいとは言えず、カラオケも映画もイマイチだったけど、安全に定刻どおりに着くのが一番だもんね。
んー首都とは言っても、バンコクとは全然違うな…。



14:00 ホーチミンに向け出発


こちらも定刻通りの出発。
バスが変わって、座り心地は改善。Wi-Fiは相変わらず繋がらんけど。

隣はとってもビッグサイズなカンボジア人のおじさん。
気さくで陽気な人だけど、せ、狭いよぅ


そしたら、おじさんもそう思っていたようで、後ろの空いている席に行っちゃった。
ホーチミンまで7時間、2席を広々と使えました。
乗車30分、またしてもamazonの箱に入った軽食。
今度はミートパイ(小)。これとお菓子でお腹を満たすしかない…



メコン川を渡ります。3月に開通したばかりの橋!

先人達の情報によると、この橋が開通する前は、バスごとフェリーに乗っていたんだって。
1時間くらいかかっていたみたい。今はものの3分で通過。素晴らしい!

スコールで水浸し。
高床式のおうちも多いです。もっと水かさが増す時もあるんだろうな。

国境が近づくと、荷台に人をぎゅうぎゅうに乗せらたトラックが何台も通る。
100台くらいすれ違ったかな。どこかで大規模工事でもやってるのかな?
家から現場まで、こうやって人を運ぶのかしら…。それにしては女性も多いような…?

17:00 夕食タイム
またしてもレストラン。だからお金ないんだってばぁ



うぅぅ、昨日たくさんお菓子買っておいてヨカッタ…


18:00 国境越え
こちらがカンボジアのイミグレ。
両手の全ての指の指紋を採取して出国。サヨナラ、カンボジア



そしてベトナム側。一旦荷物をバスから全て降ろす。
パスポートは見せず(バスの添乗員に預けてあったし)、荷物をチェックしただけ。

手荷物検査待ちで前後になった女子は、カリフォルニアから。
私と同じ陸路でタイ→カンボジア→ベトナムを旅して帰国するそう。
「飛行機は街から街へ速く行けるけど、つまらないわよね。こうして変わっていく景色を見ながら旅するのが楽しいんだよね。」と彼女。
ウンウン。そうだそうだ。プラス私は飛行機が苦手だからなんだけど、それ抜きにしても、やっぱり陸路は楽しい

その女子曰く、「若い時はヒッチハイクでカリフォルニアからメキシコまで行ったわー!でも今はお金があるからこうしてバスに乗れるのー。」ですって。つ、つわもの


更に「アメリカに帰ったらまたいっぱい働いてお金を貯めて、旅に出なくっちゃ!」とも。
ウンウン。それもとっても良く分かる



18:30 手荷物検査を通過し、バスへ。
すぐに出発するかと思いきや、なかなか出発しないまま30分が経過…。
説明がないので不安に思っていたら、検査官が入ってきて、車内でパスポートと顔写真のチェック!添乗員に預けたパスポートだけが先にイミグレを通過し、スタンプが押され、その後車内で検査官がチェックするらしい…。変なシステムだ…。
19:15 国境出発!
目的地までは約2時間。もう陽は落ち、外は真っ暗です。
そして走ること2時間…。
すごいバイクの数!街中が近づいてきた!!

21:30 ホーチミン到着!ワーイワーイ。バンザーーーーイ


シェムリアップを7時半に出発して14時間。定刻通り!スゴい


所持金3ドルでは何もできないので、まずはベトナムのお金に両替し、タクシーでホテルへ。
タクシーは「ビナサン」か「マイリン」以外にには乗るなと、ホーチミン在住の友人からの指示。
バスの添乗員も、その2社に乗れとのアナウンス。
ガイド本にもそのように載っていた。
その2社を装った偽タクシーも走っているらしく、超ボられるらしい。怖い!
22:15 ホテル到着!
市内中心部のドンコイに面したホテルです。

ベッドがでかい!というか無駄に幅が広い!!!
コレ、横だよ?体をめいっぱい伸ばしても、こんなに余る!

今日はミートパイとお菓子しか食べていないのでハラペコのエネルギー切れ。
マックないかなー?と外に出てみたけど見当たらず。
開いているレストランはイマイチ食べたいものがなかったので、諦めてホテルへ戻る。
あぁ、お腹空いた





明日はこちらに在住の同級生に2年振り?3年振り?に会います。
おいしいご飯屋さんに連れて行ってもらおーーっと。
