2016北欧旅行 ヘルシンキ2日目
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フィンランドと言えば、シベリウス。
ヘルシンキから郊外へ電車で30分のところに、シベリウスの自邸「アイノラ」があります。
まずはそこへ行きたい!!!ということで、まだヘルシンキの街もロクに見ていないのに、
電車に乗ってアイノラへ!
10:15 ヘルシンキ中央駅
Jarvenpaa駅行きのチケットを買う。
ヨーロッパの切符自販機は、大分使いこなせるようになってるな


目的地までは30分程。朝ごはん買いたかったけど、乗る列車探すのに時間がかかり、買えず。
おなかすいたなー。


11:10 Jarvenpaa駅に到着。駅舎がカワイイ



駅前。

市場が出ていたよ。

こちらはお魚屋さん。大きなサーモン捌いてた。

Jarvenpaa駅からアイノラまでは徒歩30分ほど。
駅まで行けば表示が出ているだろうと思ったけれど、表示なぞどこにもない!
ガイド本は不親切な説明で全く頼りにならないし、一応昨日ネットで調べたけど全く頭に入っておらず(笑)、この道からどう進めば行けるのかさっぱりわからず、途方に暮れる。
ウーン、誰かに道を聞くか…?と思いっていたら、キオスクの前でWi-Fiが拾えた。
Goooooooooogleセンセーーーー!

グーグルマップに「シベリウス 自邸」って日本語で入れたらビンゴ!優秀!
便利な時代だなー。
緑がいっぱいの道をひたすらてくてくてくてく…




湖が見えるー。

表示が見えた!あと少しかな?

12:00 アイノラにとうちゃーーーく。

チケットセンター併設カフェで腹ごしらえ。クロワッサンサンド。

入場チケットのシベリウスのシールを胸に貼って。

アイノラは1904年から亡くなるまでの53年間シベリウスが暮らした場所。
とても静かな森の中にあります。彼の楽曲の多くがここで書かれました。
Ainoraの名は、奥さんの名前Ainoからきているんだそう。
5~9月の間しか見学できないいないらしいので、来られてヨカッタ。


中は撮影禁止だったので写真はないけれど、部屋には実際に使っていたピアノや家具、食器などがほぼ当時のまま置かれていました。
日本語のガイド、熟読。出口で回収→再利用だったため、許可を取って写真を撮らせてもらいました。9ページ分全て


人も少なく、とてもゆっくり見学できました。時間の止まったかのような静かな空気。
書斎は、今もそこにシベリウスが座って曲を書いていているような、そんな雰囲気でした。
こちらは家の裏手。

サウナ小屋。

シベリウスと妻アイノのお墓も、このアイノラにあります。
2人はこの地をとても愛していて、自分達が死んだら一緒にここに埋めて欲しいと言っていたんだって。
生前はこの木陰に座り、木漏れ日の光を浴び、木々の囁きを聴きながら長い時間創作にふけっていたそう。

そしてここで、スマホに入れていた「フィンランディア」を鑑賞。うううぅ、感無量





カラヤン指揮、ベルリンフィルの「フィンランディア」です。雰囲気だけでも。↓
13:30 見学を終えて、ヘルシンキへ。
来た道を戻ったつもりが、全く違う道を歩いており、ひとつ手前の駅に着く。
歩いたのは15分ほど。こっちの駅のほうが断然近いジャン!!!
14:20 ヘルシンキに戻ってきました。
15:00 シベリウス公園
今日はシベリウスの日(?)なので、彼の名前を冠した公園にも行ってみることに。
大きなモニュメントがありました。

真下から。パイプオルガンみたいだなー。

シベリウスの顔越しに。



公園に行く途中にあったオペラハウス。
来月フィガロをやるらしい。今週は上演はなし、ザンネン。


滞在中にシベリウスがらみの演奏会に行きたいなぁ。
ということで中心部まで戻り…。
16:00 老舗デパート「STOCKMAN」8階にあるチケットセンターへ。
フィンランド語だらけの情報誌やホームページを何とか解読し、シベリウスの演奏会を見つけたので、
明後日のチケットを買ってみた。チケットには「SHOW+GIFT+DRINK」って書いてある…。
39ユーロもしたけど、どんな内容なのかさっぱり分からん
明後日のお楽しみ。

デパートの中をウロウロしたり、街中を歩いたりしながら…。
17:30 カフェ・アアルト
アアルトが設計した、アカデミア書店の中にあるカフェ。

オープンサンド。上に乗っているのは生ニシン!!
我ながらアグレッシブなものを注文したぜー。ワイルドだ…(古いため以下略。笑)
ちょっとクセはあるけれど、おいしいー。

18:30 ヘルシンキ大聖堂
あぁ、ヘルシンキに来たんだなーって、実感。

今日は2万歩以上歩いて大分疲れました。
旅のお供、足つぼサンダルと休足時間で明日に備えまーす!