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2017西欧気ままに鉄道旅行 パリ2日目


ヨーロッパに来る前から行きたいと思っていた場所。
前日の疲れは残っていたものの、早朝から出掛けます。


6:30 出発
パリの朝焼けを見ながら、15分ほど歩いてサン=ラザール駅へ。



6:45 サン=ラザール駅
あら、ハリボテ。時計盤の円は描かれているけど、数字と針がない




モネが作品のモチーフにした、プラットホーム。

W 438 1877La stazione di Saint Lazare ma5 




7:10 さて、出発です。



パリでは水曜日に映画のプログラムが入れ替わるので、昨日買った映画情報誌を買いなおし。観たい作品とタイミングが合えばいいのだけれど。




これから行くのは、パリから北西に300km、シェルブールという港町です。
ジャック・ドゥミ監督、カトリーヌ・ド・ヌーヴ主演の「シェルブールの雨傘」の舞台となった港町。パリからは3時間ほど。cherbulg.jpg







10:15 シェルブール駅に到着
シェルブールは終着駅で乗り過ごす心配がないので、安心したのか暴睡。
眠っているうちに着いちゃった。



そうそう、この駅舎。
作中では、このホームでの別れが恋人との永遠の別れになっちゃうんだよなぁ。








駅を出るとすぐに港が見えてきます。


まずはこの街に来た最大の目的、シェルブールの傘屋さんへGO!!

実は今回の旅について旦那氏に許しを得る際に言った一言。
「あのー、私、シェルブールに傘を買いに行こうと思うのですけれど…」


実は私はちゃんとした長傘を持っていなくて。すぐに失くしちゃうから。
でもそろそろしっかりした傘が欲しい!と思い、この1年くらいデパートに行く度に素敵な傘を探していたのだけれど、なかなか気に入るものが見付からなくって。

そんな状況を旦那氏も知っていたので、
「ああ、いーんじゃない??行きたいなら。」
と言ってくれたのでした


作中では主人公ジュヌヴィエーヴ(ドヌーヴ)は傘屋の娘という設定なんだけれど、そのお店は実在しません。
で、ここはそれとは別の傘屋さん。






この作品に感銘を受けた店主が、地元シェルブールで傘屋を始めたのだそう。店舗には工場も併設されていて、職人が一本ずつ全て手作業で製作しています。








皇太子様!




昨日の帽子に続き、何色にしようか迷うーーー



鏡を見ながら試してみた結果、この映画の私なりのイメージカラー、そしてここは港町、ということでこの2色のブルーに絞り、さらに試すこと数回。店員さんの助言もあり、左側のブルーに決めました。


サックがついているので、肩にかけたりバックパックのように背負ったりすることができます。




いつも快く一人旅に出させてくれる旦那氏にも買って帰ろー、とメンズコーナーを見ていると、こんなデザインの物を発見!!!わぉ、シェルブールの雨傘のリミテッドバージョン!!
欲しい!!!




店員さんいわく、そもそもこれはメンズ用にしか作りがなく、しかもあと4本しかなくて、それが売れてしまったら終了なのだそう。限定物に弱いワタクシ。目玉が飛び出るほど(傘にしては)高額だったけれど、旦那氏の傘はこれに決まり!ブラウンはイラストが目立ちすぎるので、グレーにしました。


2本、お買い上げ。




2本合わせてコンビニのビニール傘が130本以上買えるもう破産寸前
帰国したら馬車馬のように働かねばー!そして絶対に失くさないようにせねば!!
常にサックで背負ってよ。



シェルブール産のカルヴァドス。1本プレゼントしてくれました。



このポストカードもくれた。

ギャランティカードがついていて、無料でリペアもしてくれると言っていたけれど…空輸?
船便?持ち込み??こ、こわさないようにせねば



さて、最大のミッションは達成したし、お散歩しますかね。


映画のオープニングが撮影された場所で傘を広げて撮ってみた。
海風にあおられ傘がひきずられ、取っ手にスリ傷。涙。

140998453373885751227.jpg 




こちらは、作中で傘屋だった店舗。
現在はパッチワーク屋さんになっていますが、面影が残ってる!!






映画のシーンのプレートが飾られていました。ファンが世界中から訪れるんだろうなぁ。


主人公が恋人とは別の人と結婚式を挙げる教会。


路地裏へと入っていくと…。




恋人(ギイ)が伯母さんと暮らしていたアパートがありました。


ここにもプレートが。




映画館発見。(作品とは関係ないけど)



こちらは2人がデートした劇場。



12:30 劇場のカフェでランチ。
大きなハンバーガーを食べました。パティがとってもジューシー!







見たかった場所は一通り行くことができたので、パリに帰ることに。
港をそぞろ歩きながら、駅へ向かいます。


シェルブールの駅前。



駅にもプレートがあった。



13:45 恋人たちが別れたホームで、私もシェルブールにお別れ。

FullSizeRender-7.jpg 


16:50 パリに到着
旦那氏の分はプレゼント用にラッピングしてもらったんだけど、ビリビリになってしまった…。


パリは大粒の雨。
買ったばかりのブルーの傘を差して、ホテルまで歩きます。寒いなー。




ホテルで休む間もなく、傘を置いてまた出発!!
向かう先は、映画館。


地下鉄でモンパルナスの方まで出かけます。


電車を降りて出口を出てみると、行った事のあるカフェがありました。
初めてのパリ旅で行った場所。あの頃は市内の位置関係が良く分かっていなかったのだけれど…。ここにあったのね、このカフェ。




18:00 そのカフェのすぐ向かいにある映画館。


ビルの中は閑散としています。


ガラーーーーーーン。


シーーーーーン。




どの作品を観ようか、シェルブールからの電車の中で熟考。
でも、曜日や時間が合わず、候補から外れていくフランス映画たち。


マルセル・カルネ監督の「天井桟敷の人々」と最後まで迷ったのだけれど、20時からの上映で3時間半の超大作。帰宅が深夜になってしまうし、その時間にメトロに乗るのはちょっと怖いかなー?と思って、もう一方を選ぶことに。






もう一方とは、コレ!!


そう、北野武監督の「HANA-BI」。まさかの邦画!!!



昨日、今日とカトリーヌ・ド・ヌーヴを追っていた私。6月のフランス映画際で彼女が来日した際には、北野監督も親善大使として舞台に登壇したのは記憶に新しいところ。
その時の、「親子で楽しめる映画もいいけど、映画は見た後に、恋人や友達同士語り合って、お互いの教養やものの見方を深めたり確かめ合ったりする役目がある。フランス映画はそれが一番語りやすく、また難しくもある。」という監督のスピーチにとても共感し感銘を受け、北野作品をしっかり観なくちゃ!と思ったのでした。
さらに北野監督はフランスの最高勲章を受章しているし、フランスとはとても縁の深い監督。そんな彼の作品をパリで観られるなんて、とても素敵な体験では??と思い、コレに決めました。実は「HANA-BI」未見だし。
「HANAーBI」の他に「菊次郎の夏」「キッズ・リターン」も上映中。
「菊次郎の夏」は3館で上映されていました。



時間になったのでスクリーンへ。







50席ほどの小さなスクリーン。
なんと、客は私一人!!!予告編が終わる頃には誰か来るかと思ったけれど、誰も来ない。本当の意味での「一人映画館」…これまた貴重な体験だわ…

スクリーンを独り占めしながら、キタノ・ブルーを味わったのでした。
ブルーの傘に、キタノ・ブルー。こじつけかもしれないけれども、今日の出来事のつながりを感じ、一人でニヤニヤしながら映画館を後にしました。




21:00 夕食
パリで最後の夕食は、ようやく和食ではないメニュー。
いつもはムール貝だけだけれど、エビとイカの入った物をオーダーしてみました。




これまでの疲れが蓄積し、さらに遠出をした疲れが上乗せされているけれど、パリに居られるのはあと1日。
最後の1日をどのように過ごそうかなー??



2017西欧気ままに鉄道旅行

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