2018北インド旅行 ヴァラナシ1日目
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6:00 目が覚めると、ディレイが2時間半になっていた。

朝食サービスはないので、持っていたパンとかお粥とか食べて…。

車窓からの景色をボーッと眺めながら過ごす。




列車は動いたり停まったりを繰り返しながら少しずつ遅れ…。




最終的には5時間半のディレイ。

もっと遅れることを想定していたから、そんなに驚かなかったなー。
列車の旅は好きだから長時間乗っているのも苦ではないし、遅れてくれたおかげで夜中に通り過ぎてしまっていたであろう景色を堪能できたので、結果オーライでした。
しかし臭い。体と服が臭い。昨日ナカムラさんと暑いアーグラの街を1日中歩き回り、汗びっしょり。そのまま夜行に乗って17時間経過。
成人の女性が決して放ってはならない異臭スメル。早くホテルでシャワー浴びたいー。
14:00 ヴァラナシ駅到着

熱気ムンムン。湿度もムンムン。


ヴァラナシもガンガー沿いの街。沐浴へと向かうオレンジマンがたくさんいます。

駅にり立った瞬間からものすごい数の客引きに声を掛けられ、ヴァラナシの洗礼を浴びる。その数と熱意(=しつこさ)はアーグラ以上。
あれこれ考えるのが面倒くさく、早くシャワーを浴びたかったので値段交渉もそこそこに最初に声をかけてきた人のリクシャでゴードウリヤーという交差点へ。

土埃がすごいので、持参していたマスクを付けてみたら不審者になった。

ゴードウリヤー交差点から先は車が入れないため、サイクルリキシャに乗り換え。
この時点でホテルまで歩いても10分強の距離にいたようだが、グーグルマップ先生の反応が悪かったので乗せていってもらった。

ホテルはガンガー沿いにあり、リクシャも通れないような細くてくねくねした道しかなく、サイクルリキシャもおろされる。
グーグルマップ先生が動き出したので自力でいけるかなー?と思いながら、牛糞にまみれた石畳の悪路を、25キロ超のスーツケース引きずって歩いていると、サッと手を差し伸べてくれたお兄さん。ホテルまで連れて行ってくれたのだけれど、この人が客引きだったことを後に知る。

ホテル到着!ヴァラナシで知らない人はいない、老舗のホテル。最後は贅沢していいところに泊まろうと、ついうっかり(?)予約したホテル。

ヴァラナシ駅構内の絵画にも描かれています。右端。

普段はどっかの地点までボートでお迎えに来てくれ、ガンガーを眺めながらチェックインができるのだけれど、「モンスーンで水位が上がり、ガンガーの全てのボートはストップしているためチェックイン&アウトのボートサービスと、夕方の遊覧ボートも出せない。2,3日のうちに水位が下がることを期待している。」と2日前にメールが来ていました。
残念だなー。3日間のうちに水位が下がるといいのだけれど。

15:30 チェックイン。
出会った時からホテルに入る瞬間まで、さっきのお兄さんが「日本人のトモダチいっぱい。ヴァラナシにも日本にもイッパイ。ぼくたちトモダチを大事にする。お金じゃないね、信用が大事。」というようなことを延々と喋っていたのだけれど、あまりしっかり聞かずにフンフンとだけ頷き、別れ際に「明日ヴァラナシの案内してあげるからこの番号に電話してね。」と言われた。
荷物持ってくれてホテルまで連れて来てくれて、電話番号を渡すのみ。掛かってこないかもしれないのに?どういう人なんだろう??

ロビーでウェルカムドリンク。
マハラジャのお城だった建物を改装したホテル。とても上品な感じ。

ウェルカムフラワーとドリンク

お部屋。

ウェルカムスイーツ。無くなると補充してくれる。

テラスからはガンガーが望めます。

18:00 ホテル界隈のお散歩
至るところに牛が。道は牛糞と雨水のコラボでドロドロ。

ふらふらしてたら楽器教室を発見。シタール習えるかな??フラリと入ってみると…。

まさにインド!な店主お出迎え。

「すいませーん、シタール習えますかーー??」
「OKOK!今すぐ先生呼ぶから待っててー。」
5分ほど待っていると…。
仙人みたいな先生出てきたーーー!!!

その場で1時間のレッスン。仙人の先生は手の形のチェックが厳しく、形が曲がっていたり動かし方が違っていたりすると、厳しく注意されます。
おかげでリシケーシュで習ったときよりも上達しましたー。

19:30 ホテルへ帰る

ホテルのレストランでごはん。

食器が素敵。お料理もとっても美味しいです。

デザートもほど良い甘さで美味しい
チョコレートブラウニーが疲れた体にしみるー。


紅茶をゆっくりといただき、贅沢な時間を過ごしました。

ヴァラナシはすごくエネルギッシュなものを感じる街だけれど、なぜそう思うのか1日目は分からず。2日目3日目と進むにつれ、この街の魅力に虜になっていくのでした。