2019中欧旅行 ブダペスト3日目
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10:30 聖イシュトヴァーン大聖堂
ホテルの目の前にある大聖堂。アヤちゃんがブダペストで最も好きな場所。
ヨーロッパの教会は、中に入るだけで心も体も浄化されます。神聖な場所としてずっと大切にされてきて、たくさんの人々の祈りが捧げられているからかな…。
そのあと国立歌劇場に行ってみたらこの有様…
11:30 リスト・フェレンツ博物館
ハンガリーが誇る作曲家であり、ピアノの魔術師と呼ばれたリストの博物館。
ハンガリーでは日本と同じように苗字→名前の順で表記するから、リスト・フェレンツなんだって。へー、知らなかった。
３部屋しかないこぢんまりとした博物館なんだけど、オーディオガイドが充実していて見所がいっぱい！こちらの部屋にはリストが仕事で使っていた楽器がズラリ。
コンサートピアノ
当時最高球だったチケリングのピアノ。リストのために特別に作ったピアノで、本人や生徒たちも弾いていたそう。この部屋に展示されているピアノの中では、メカニック的にも響き的にも現代のピアノに一番近いんだって。
蓋に、リストに送られたピアノであることが刻まれています。
銀製の譜面台
そのコンサートピアノの上にある銀製の譜面台は、ウィーンとブタペストのリストを崇拝する人たちから贈られたんだそう。リストが尊敬していた3人の作曲家の胸像が象られています。
真ん中がベートーヴェンで、左がシューベルト、右がウェーバー。
ベーゼンドルファーのピアノ
ベーゼンドルファー社からは定期的にピアノが贈られてきたそう。これは1867年に贈られた物で、この場所では一番よく弾かれていたんだとか。
ピアニーノ・ハルモニウム
これ、めずらしい！リストの注文で作られた楽器で、上段はアップライトピアノ、下段はハルモニウム。１台で２つの音色をもつ楽器。
アメリカ製のコンサートハルモニウム
1877年にリストに贈られたもの。会社に彼からお礼状が届き、それをこの商品の宣伝に使ったことで飛ぶように売れたらしい。
オーディオガイドではこれらの楽器の説明はもちろん、音色も聴くことができたので、ついついリピートして再生しちゃった。
こちらの部屋は、書棚や机、ベッドなどリストの生活が垣間見える家具の展示。
家具でもあり、楽器でもある執務机。
引き出しを出すと3オクターブの鍵盤が出てきて、調整された金属の板を打つことで音がなります。カタカタとした感じの音色。世界にひとつしかない作曲のできる机で、こちらもベーゼンドルファーから贈られたものだそう。
こちらはリストの髪と花から作った飾り。
髪の毛そのものも展示されてた。
リストの手。おっきーーーーい！
最後の部屋には、現役で演奏できるチットロムのピアノが一台。
パリでの万博に出品するために造られたピアノ。万博では、スタンウェイのピアノとともに金メダルを受賞したんだって。その万博後に、リストに贈られたんだそう。
一般のファンだけでなく、ピアノメカーまでもがリストに熱狂していたことがとてもよく分かる博物館でした。
街中にあるリストの躍動感あふれる銅像。手の大きさったら！
こちらはリスト音楽院。中は入れず、残念。同じ気持ちで覗いてる男子がいる（笑）。
13:00 ハンガリー料理
アヤちゃんお勧めのお店で昼食。
パプリカのスープと、
ナマズのナントカ。
デザートにクレープ。
１4:00 お引越し
本当は今夜の夜行バスで、セルビアのベオグラードに行こうと思っていたんだけど、ブダペストでゆっくりしたかったので延泊することに。そしたらアヤちゃんも「じゃ、私も泊まろうかな
」と。ワーイワーイ
（アヤちゃんの家族の皆様ごめんなさい、ママをもう１日借ります
）
」と。ワーイワーイ（アヤちゃんの家族の皆様ごめんなさい、ママをもう１日借ります）引越し先は昨日のアパートメントホテルの別部屋。
昨日よりさらに広いベッドルームが２つ。
キッチンも広い！そしてヨーロッパにはめずらしい、バスとトイレがセパレートのお部屋。
しかも！！！部屋の窓からはこの眺め！！聖イシュトヴァーン大聖堂を独り占め！！！
テラスにはテーブルと椅子のセットがあって、この眺め。
お引越し後すぐに出かけようかと思っていたけれど、あまりにも部屋の居心地と景色がよすぎて、のんびり休憩することに。
17:00 再びブダペストの街歩き
路面電車やバスを乗り継いで景色を見ながら、ブダペスト王宮のある丘の上へ。
教会
展望広場
王宮
今は美術館になっていて、ダリの展覧会やってた。
丘を降り、休憩。
20:00 夜景を見るために別の丘へ
休憩して体力回復したから、徒歩で登ろう！ということになったんだけど、これが大変！！400段近くの階段と、ヘアピンカーブのある長い上り坂。途中から会話もなくなり、ひたすら一歩一歩踏みしめ、ようやく頂上に辿りつくと……。
うわぁーい、絵葉書の景色
時間の経過と共に少しずつ表情を変える夜景を堪能
アヤちゃん、素敵なところに連れて来てくれてありがとう
22:30 帰宅
お酒とおつまみを買い、部屋の窓からの景色を眺めながらアヤちゃんとの最後の夜を過ごすのでした。
